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1月2日、大阪市天王寺区にある四天王寺(してんのうじ)へ初詣に行ってきました。
四天王寺(してんのうじ)は、推古天皇元年(593)に聖徳太子が建立した官寺です。総本山。山号は荒陵山(あらはかさん)。
四天王寺 - Wikipedia 聖徳太子 - Wikipedia
※当寺周辺の区名、駅名などに使われている「天王寺」は四天王寺の略称である。
四天王寺 金堂(左)と五重塔(右)・・・↓
【四天王寺境内地図】
石鳥居(いしのとりい)です・・・↓
※吉野・金峯山寺の銅の鳥居、宮島・厳島神社の大鳥居と並んで日本三鳥居の一つとされ、重要文化財に指定されています。
↑鳥居の脇の石柱には『大日本佛法最初四天王寺』の文字が・・・
鳥居の上部中央に高さ1.5メートル、横1.1メートルの「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」という文字が書かれたプロンズの扁額を掲げる。文字は弘法大師、小野道風の筆ともいわれる。
(石鳥居の解説)
四天王寺・お正月の風景・・・
参道にはたくさんの露天が並んでいました・・・
謹賀新年(極楽門です・・・↓)
手水舎・・・↓
人の流れにのって、左(北方向)へ歩いていくと・・・・六時礼讃堂(新年開運特別祈祷所)がありました・・・
亀の池沿いにある楽舎(がくしゃ)ではおみくじやお守りを販売していました・・・↓
楽舎(がくしゃ)・御供所(ごくしょ)解説↓
うしろに見えるのは北鐘堂です・・・↓正式には、黄鐘楼(おうしょうろう)
六時礼讃堂
境内中央に位置する雄大なお堂で、昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名があります。薬師如来・四天王等をお祀りしており、回向(供養)、納骨等を行う四天王寺の中心道場でもあります。入口には賓頭盧尊者像やおもかる地蔵が祀られ、独特の信仰を集めています。
(↑・・・手前にある舞台が石舞台です・・・)
石舞台(いしぶたい:重要文化財)
六時堂の南、亀の池の南北に架かる石橋に組まれたもので、「聖霊会(しょうりょうえ)」の舞台となっている。
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新年開運特別祈祷所・・・到着したのが、ちょうど(夕方)午後5時ぐらいだったのですが、たくさんの参拝者が列を作って並んでおりました・・・↓
亀の池・・・冬眠しているのかな?亀の姿はありませんでした・・・
四天王寺 境内の様子・・・
亀井堂
亀井堂は戦火で焼失後、昭和30年に再建されました。亀井堂の霊水は金堂の地下より、湧きいずる白石玉出の水であり、 回向(供養)を済ませた経木を流せば極楽往生が叶うといわれています。
亀井不動尊
推古元年(593)創建。昭和30年再建。近畿36不動尊の第一番霊場となっており、本尊は水掛け不動尊。左に子育地蔵尊、右に延命地蔵尊を祀っている。寺伝によれば、聖徳太子が尊いお声に呼び止められ、亀井の井戸を覗かれると、仏法の守護神である不動明王の姿が水面に映っていたため、ここに不動尊を祀られたのが起源とされる。
牛王尊 石神堂
推古元年(593)創建。
四天王寺が建立される時、建築資材である石や材木を運搬した牛が、伽藍が完成するや否や化して石となったと伝えられ、堂内には牛(ご)王(おう)尊(そん)の巨石が安置されている。
後世、牛は草を食(は)むことから、転じて「子供の顔にできるくさをとってくれる」との信仰を生み、病気平癒を祈る人々によって、牛の絵馬が数多く奉納されている。
四天王寺境内から『あべのハルカス』が見えます・・・↓
藤の木とベンチ・・・
四天王寺 花塚・・・大阪花商組合
番匠堂(ばんしょうどう)
太子殿 猫の門
普賢菩薩(ふげんぼさつ)・・・文殊菩薩と並んで、釈迦如来の脇侍として、慈悲をもってあまねく一切衆生を救う菩薩です。 普賢菩薩 - Wikipedia
太子引導鐘堂(南鐘堂) ※正式名称は、鯨鐘楼(げいしょうろう)
御参詣者休憩所・・・
聖徳太子 千四百年御聖忌 2022年 平成34年 厳修
南大門
なにわ七幸めぐり
大阪天満宮・住吉大社・四條畷神社・大念佛寺・太融寺・今宮戎神社・四天王寺・・・ なにわ七幸めぐり - Wikipedia
五重塔・・・現在の塔は1959年(昭和34年)建立の八代目。
聖徳太子創建の時、六道利救の悲願を込めて、塔の礎石心柱の中に仏舎利六粒と自らの髻髪(きっぱつ)六毛を納められたので、この塔を「六道利救の塔」といいます。
阿弥陀堂
弘法大師修行像
一回一誦(一回まわすと般若心経を一巻唱えたことになります)
丸池
あべのハルカスと五重塔・・・午後5時26分頃・・・
五重塔のライトアップ・・・午後5時33分頃・・・
極楽門(西大門)
推古元年創建。昭和37年、松下幸之助氏の寄贈により再建された西大門は、極楽に通ずる門の意味から、通称 極楽門とよばれています。
転法輪(てんぽうりん)
法輪は、お釈迦様の教えが他に転じて伝わるのを輪にたとえたもので、
仏教の象徴です。
合掌し、「自浄其意(じじょうごい)」(心が清浄になりますように)と唱えて軽く
右にお回し下さい。
↑暗くてわかりにくいですが、上の転法輪、まわっています・・・
【アクセス】
所在地:〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
JR『天王寺駅』 から北へ徒歩12 分
地下鉄 御堂筋線・谷町線『天王寺駅』 から北へ徒歩12 分
地下鉄 谷町線『四天王寺前夕陽ヶ丘駅』 から南へ徒歩5 分
近鉄 南大阪線『阿部野橋駅』 から北へ徒歩14 分
お正月の四天王寺は、なんとなくほのぼのとした雰囲気があってとても良かったです・・・
(2017年1月2日 写真撮影)
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