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佐太天神宮(さたてんじんぐう)は、大阪府守口市佐太中町に鎮座する神社。御祭神は、学問の神様である菅原道真公です。
★千年の歴史をもつ由緒ある社で、境内には≪百を越える大木で構成された樹林(社叢林)≫があり、『大阪みどりの百選』に選定されています。菅公聖蹟二十五拝第9番。
大阪みどりの百選 - Wikipedia
菅公聖蹟二十五拝 - Wikipedia
【佐太天神宮 由緒】
この神社は、菅原道真公が左遷で大宰府へ流される途中、荘園であった当地に滞在された時、自作の木像や自画像を残されたと伝えられます。
【アクセス】
所在地: 〒570-0002 大阪府守口市佐太中町7丁目16-25
※無料駐車場があります。
京阪バス「佐太天神前」停留所・下車、徒歩7分
京阪バス「仁和寺」停留所・下車、徒歩10分
佐太天神宮は、車でアクセスしやすい京阪国道(国道1号線)沿いに鎮座しています・・・↓ ※無料の駐車場があります・・・
鳥居です・・・↓
拝殿までまっすぐ続く、とても印象的な参道です・・・↓
この参道の左手にちょっとした林のようなスペースがあって、そこに
ベンチ(?)や境内社が並んでおりました・・・↓
御旅所(おたびしょ)です・・・↓ 御旅所 - Wikipedia
この御旅所(おたびしょ)付近の地面に、たくさんの木の実?が落ちているの見つけました・・・↓
赤や黄色、青に緑・・・とても綺麗でカラフルな色合いです・・・最初見たとき、お菓子のグミが落ちているのかと思いました・・・↓
おそらく、イヌマキの実?だと思われます・・・ イヌマキ - Wikipedia
※基部の膨らみは花床と言われ、熟すると次第に赤くなり、少々松脂臭いものの甘く、食べられる。種子は緑色になって白い粉を吹く。こちらは毒成分を含有し、食べられない。
愛宕社です・・・↓ 愛宕信仰 - Wikipedia
愛宕信仰(あたごしんこう)とは、京都市の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社から発祥した、火防の神に対する神道の信仰である。
稲荷社です・・・↓ 稲荷神社 - Wikipedia
明治天皇駐輦遺趾(めいじてんのうちゅうれんいし)・・・↓
厄除祈願 祈祷初穂料 金五、〇〇〇円・・・↓
神門です・・・↓
神門をくぐって(まっすぐ正面に拝殿)、左手に手水舎があります・・・↓
手水舎・・・豪商淀屋寄進の石井筒・・・↓
佐太天神宮の拝殿です・・・
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拝殿には(大和絵?)美しい絵が飾られておりました・・・↓
※当社には室町時代文安三年(1446)の箱書のある「天神縁起絵巻(てんじんえんぎえまき)」六巻のほか、永井公より寄進をうけた狩野探幽(かのうたんゆう)の十一面観音画像をはじめ後水尾上皇を中心に当時の宮廷をとりまく皇族・公卿・画家・学者・高僧等の江戸初期の美術作品が多く奉納されています。←ということらしいので、その一部の複製なのかもしれません・・・
狛犬です・・・↓(左が口を閉じた「吽形(うんぎょう)」、右が口を開いた「阿形(あぎょう)」・・・)
申年の絵馬です・・・↓ 子供猿がかわいい・・・
拝殿の右手前にある大イチョウの御神木がとても印象的でした・・・↓(紅葉の季節は、すごく綺麗なんだろうなぁ・・・)
拝殿の右前方にあった牛社です・・・↓※菅原道真公を祭神とする天満宮では牛が聖獣とされ、境内に臥(ふ)した牛の像が安置されていることが多い・・・
とても立派な面構・・・テカテカしています・・・↓
お隣にもうひとつ牛社がありました・・・↓
白太夫社(しらだゆうしゃ)です・・・↓ 文楽や歌舞伎で有名な『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』の「佐太村の段」登場人物・白太夫を祀っています・・・菅原伝授手習鑑 - Wikipedia
佐太戎神社です・・・↓ 守口佐太のえべっさん・・・いい笑顔♡です・・・
後方参拝・・・↓
佐太戎社の横でくつろいでいた黒猫です・・・↓(えべっさんとは対照的な表情・・・)
筆塚 文部大臣 森喜朗 謹書
大阪みどりの百選の石碑が建っています・・・↓
本殿の横に・・・梅の木でしょうか?※佐太天神宮では1月中旬頃より約60本の梅が次々と咲き誇るそうです・・・
本殿の後ろ(東側)に8,400㎡の樹林(森)があります・・・↓
保存樹林等指定標識
◆この樹林は守口市が保存樹林として指定したものです。大切に保護しましょう。
◆樹林面積 八千四百平方メートル
この樹林は、佐太天神宮の社叢林(しゃそうりん)として、受け継がれてきた貴重な樹林です。百本を越える大木で構成され、明治天皇駐輦記念植樹や、守口市制三十周年の記念植樹なども樹林の一部となっています。その中で、古いものになると、樹齢400年を超えると推測されています。
トイレもあります・・・↓
与謝蕪村の句碑です・・・↓『窓の灯の 佐太はまだ寝ぬ 時雨かな』
偲び草
この碑文は蕪村が丹波から故郷毛馬に帰る途次時雨降る淀川の夜舟から見た佐太村の情景で自然を静観し人間的な暖かさを謳う俳聖蕪村翁の文人画家としての面目躍如たるものがある。
われら有志は由緒深きここに碑を建て衆とともに永く翁を偲ぶ機縁としたい。
こちらは藤棚?でしょうか?↓ フジ (植物) - Wikipedia
4月から5月にかけて、あのうす紫色の美しい花を咲かせるのかな?
菅公水鏡の池です・・・↓ 道真公が当地に滞在の折、この池に自分の姿を写し、自画像を描いたといわれています・・・
池周辺にあった青モミジ・・・
佐太天神宮 子宝の樹です・・・↓
いよいよ樹林の中へと進みます・・・↓ (鳥のさえずり声がとても心地よく耳に響きます・・・)
10上旬・・・季節はずれの空蝉(うつせみ)です・・・↓ カップルでしょうか? ちなみに蝉は一切鳴いていませんでした・・・↓
神域につき、犬の散歩ご遠慮ください。
池の中島へ渡れる橋がありました・・・↓ (この辺りに蚊が結構いました・・・)
池の中を覗き込んでみたら・・・魚は見かけなかったのですが、ザリガニがかなりたくさんいました・・・↓
佐太天神宮 南側にある神門です・・・↓
この神門の脇に、美しい曼珠沙華の花が咲いておりました・・・↓ ヒガンバナ - Wikipedia
↓・・・鳥居の奥に河川敷が見えているのがわかるでしょうか?・・・参拝を終えたあと、すぐ近くにある淀川河川公園(佐太西地区)にも寄ってみることにしました・・・
1号線を横断しました・・・
佐太の渡し場石碑です↓
かつて摂津市鳥飼と守口市佐太の間に、淀川を挟んで渡し船が運航していました。しかし道路網の整備に伴う架橋により、他にも淀川で見られた渡し船は次々と姿を消し、佐太の渡しは昭和48年に廃止されました。(石碑は、↓の写真の左側にある自販機と電柱の間にあります・・・)
佐太天神宮の鳥居から徒歩約3分ぐらいで河川敷までやって来ました・・・
淀川河川公園 佐太西地区です・・・↓ とにかく広いです・・・
淀川です・・・↓
佐太天神宮の鳥居と森が見えます・・・↓
淀川河川公園 佐太西地区パノラマ写真です・・・↓
この日は、10月上旬にもかかわらず、ポカポカ・・・とても暖かい一日でした・・・
※(大阪みどりの百選)佐太天神宮の森・・・紅葉の美しい季節、又は梅の咲く季節に訪れたら、より素晴らしい景観が楽しめて良いかもしれないなぁと思いました・・・
(2016年10月上旬 写真撮影)
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