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6月10日、大阪府枚方市にある山田池公園（やまだいけこうえん）の花しょうぶ園へハナショウブのライトアップを見に行って来ました。
山田池公園 花しょうぶ園・・・園内には約130種、8000株の可憐な花しょうぶが咲き誇ります。※見頃にはライトアップもあります。
入園無料。
開園期間：平成28年5月25日（水曜日）～6月26日（日曜日）
開園時間：9時30分から19時まで
★ライトアップ期間：6月4日(土曜日）～6月12日（日曜日）20時30分まで延長
■山田池公園（やまだいけこうえん）は、大阪府枚方市にある四季折々の花と緑を楽しめる大阪府営の公園です。（平成18年度）「日本の歴史公園100選」に選定される。
山田池公園 - Wikipedia
【山田池公園 案内図】 ※山田池の東側あたりに花しょうぶ園があります↓
【アクセス】
■京阪バス「出屋敷」下車（東へ200m）
■JR学研都市線「藤阪駅」から北西へ徒歩７００m
■車の場合
○京都方面からは第二京阪道路の「枚方東IC」出口より約10分
○大阪方面からは第二京阪道路の「枚方学研IC」出口より約15分
西日を浴びる山田池公園・花しょうぶ園の入口です・・・↓
時計の針は午後6時15分ごろを指しています・・・↓
（この日、私は午後5時00分ごろ公園に到着しました・・・）
なかなか沈まない6月の太陽と山田池・・・↓
とりあえず、日が暮れるまでは、まだ1時間ぐらいありそうなので、あじさい園の方へまわったり、まだ明るい時間帯のハナショウブの写真撮影をしたりして、ライトアップまでの時間をつぶすことにしました・・・
山田池公園の花しょうぶ園（2016年6月10日現在の開花状況）・・・一部枯れてしまっている場所もあり、全体的にはピークを少し過ぎてしまっているような感じでしたが、まだまだ状態の良いハナショウブもたくさんあって、依然『見頃』と言ってもさしつかえないようなそんな雰囲気でした・・・園内のハナショウブからは、旬の勢い（オーラ、華やかさ）みたいなものを感じました・・・
花菖蒲
花菖蒲は、日本の山野に自生するノハナショウブをもとに、江戸時代から改良され発達した、わが国が世界に誇れる伝統園芸植物である。豊穣をもたらす水辺に生え、清々しい葉形とともに咲く立ち姿の美しい花の群れは、いつまでも懐かしい心のふるさとの風景として、梅雨の季節の風物詩となっている。
↓この写真の右の方にサギ（鷺）が映っています・・・↓もしかして仲間がたくさんいると思って飛んで来たのでしょうか・・・？
花の命は３日
花しょうぶは、１輪が咲いている期間はわずか３日弱という短い命です。
１本で３つほど花がつくので、１番花が終わる頃に花を取り、２番花が咲くのを待ちます。そうしてだいたい１本を楽しめるのは１週間程度。１年かけてやっと咲いて１週間。はかない命だからこそ美しいのでしょうね。
↑わずか3日でかれてしまうのかぁ・・・はかないなぁ・・・
◆菖翁花（しょうおうか） ◆江戸古花（こか）・江戸系
◆熊本花菖蒲・肥後系 ◆伊勢古花・伊勢系
◆長井古種・長井系 ◆種間交配種
肥後系 華陽の舞（かようのまい）
どことなく、ちょっとコウモリに似ているような・・・↓
江戸系 銀の華（ぎんのはな）・・・↓なんとなくキクラゲみたいに見えます・・・
伝統園芸植物 花しょうぶ・・・
ハナショウブは株をわけて増やしていくため、江戸時代から伝わっているとされると現在200歳を超えるものもあるということになります。明治に入り、戦争が起こるまでに作られた品種を「古花」と呼びます。 ノハナショウブ - Wikipedia ↓なるほど、勉強になります・・・
品種紹介・・・
金冠（きんかん）・・・↓（キショウブとハナショウブの種間交配種です） キショウブ - Wikipedia キショウブは西アジアからヨーロッパ原産の植物で、明治頃から栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化している。観賞用に栽培されているハナショウブには黄色系の花がないため、その貴重性から重宝されたが、湖沼や河川などへの拡散が問題となっている。
↓この棚田っぽい傾斜地にあるハナショウブは、水中にではなく、土（乾地）に植えられていました・・・
↓なんとなくクリオネみたいでかわいい・・・
↑ひととおり『昼の部のハナショウブ』の観賞＆写真撮影を終了しました・・・
午後7時20分頃です・・・↓ なんとなくイイ感じになって来ました・・・♡
※この日は結局午後7時30分を過ぎたあたりぐらいから急激に暗くなりはじめました・・・
※蚊にさされるじゃないかと心配していたんですが、この日私は1箇所もさされませんでした・・・
（たまたまかもしれませんが・・・）虫除けはしていません・・・まだギリギリ大丈夫な季節なのかもしれません・・・
あずま屋でちょっと休憩中・・・↓
徐々に来場者が増えてきました・・・すれ違う人達の表情に「まもなく日が沈み、本格的なライトアップが始まるという・・・ワクワク感（期待感）」みたいなものが表れていました・・・
↓池の深さがおそらく50cmぐらい？でしょうか・・・そんなに深くないにもかかわらず大きな鯉が泳いでいたのでちょっとびっくりしてしまいました・・・ウシガエルとかもいました・・・
時刻は午後7時35分を少し回ったところです・・・だいぶ暗くなってきました・・・↓ イイ雰囲気です・・・
なんという可憐さ・・・↓
昼間とはまた違う表情を見せるハナショウブの花たち・・・
園内はたくさんの老若男女で賑わっていました・・・なんとなくワイワイガヤガヤお祭り（夏祭り）みたいな雰囲気もあります・・・子供たちが園内の池の中にザリガニを発見して大はしゃぎしていました・・・
藍色の夜空（雲の形）がとても綺麗です・・・ファンタジックな世界・・・
絢爛華麗（けんらんかれい）なハナショウブ・・・
ライトアップ、めちゃくちゃ綺麗です・・・
なんともいえない夢幻的な雰囲気がそこに広がっています・・・
↓写真で見ているとハナショウブの『草の部分』も結構目立って見えますが、実際の現場ではもっと暗い感じであまり草には目が行きません・・・『花の白い部分』だけが浮かび上がってくるように見えるのです・・・
暗闇に白く浮かび上がる花弁・・・美しいです・・・↓
山田池公園・花しょうぶ園のライトアップ、めちゃくちゃ良かったです。
昼間とは違う顔を見せるハナショウブがとても絢爛華麗でした・・・
想像以上の美しさにちょっと感動しました。おすすめのスポットです。
（2016年6月10日 写真撮影）
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