2016年5月17日火曜日

京都御苑・葵祭(あおいまつり)の行列観賞


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葵祭(あおいまつり)とは・・・
『祇園祭』『時代祭』と並ぶ京都三大祭の一つで、わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知られています。総勢500人の平安装束に身を包んだ優雅な行列が京都御所を出発、下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。
約1400年前に欽明天皇が五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って馬を走らせたのが始まりとされています。
葵祭 - Wikipedia

京都御苑・葵祭 斎王代
京都御苑・葵祭 牛車

葵祭りは毎年5月15日に行われます(2016年は→日曜日)※雨天の場合順延(当日早朝判断)でしたが、この日は見事に晴れました・・・

★行列コースと時間・・・↓
京都御所・出発(午前10時30分)堺町御門(午前10時50分) → 丸太町通 → 河原町通 → 下鴨神社到着(11:40)路頭の儀・出発(14:20)→下鴨本通 → 洛北高校前(14:40) → 北大路通 → 北大路橋(14:55) → 賀茂川堤 → 上賀茂神社到着(15:30)
※およそ8キロにもおよぶ道のりを約5時間かけて移動します・・・
コース詳細は→https://www.kyokanko.or.jp/aoi/junkou.html


※↑私、google mapの細かい設定方法がイマイチよくわからないので↑今回は画面をキャプチャーしたものを貼りました・・・コースはだいたいこんな感じと参考程度に受け取っていただけたら幸いです・・・(もしかしたら細かい部分が微妙に間違っているかもしれないです・・・)

AM9:38 京阪三条駅前・・・
これから三条大橋を渡って京都御所のある京都御苑(きょうとぎょえん)まで徒歩で向かいます・・・
京阪三条駅前

三条大橋 - Wikipedia
三条大橋三条大橋

実は私・・・今回がはじめての『葵祭観賞』なのです。なのでどの場所が絶好の行列ビュースポットなのかイマイチよくわかっていません・・・もしかしたら見物客が多すぎて場所取りもできず全く観れない可能性もあります・・・まあその時はその時、とりあえず『京都御苑』へ向けて出発します・・・

AM9:48 河原町通 京都市役所の横を北上・・・
河原町通 京都市役所

AM10:04 丸太町通 京都御苑前・・・
やっと到着しました(右側が京都御苑です)って、あれ?左側の道路・・・確か行列が歩いていくはずのコースなんですが、まだ車がビュンビュン走っています!?
丸太町通 京都御苑前 葵祭

そこかしこに警察官が配置されているので、今日『葵祭』が行われるのは間違いなさそうですが、まだ交通規制が行われていないようです。見物客も全然この辺りには集合していないし一体どうなっているのだろうか?
(なんだか思っていたイメージと違いました・・・もしかしたら、混雑しすぎて京都御苑の中にすら入れないんじゃないかと思っていたのですが・・・)

とりあえず京都御苑の中に入ってみます・・・↓
京都御苑・葵祭

なんなんでしょうかこの閑散とした風景は・・・
京都御苑・葵祭

あああ!?人がいっぱいいます!!
京都御苑・葵祭



AM10:12 堺町御門付近
やはりコースを挟んで人垣ができています・・・
京都御苑・葵祭 堺町御門付近

それでもここら辺はそんなに混雑してないような印象を受けました・・・立入禁止のロープから3列~4列ぐらいしか人がいません(ちょうど運動会ぐらい?の人の多さかな?)
※私、本当は建礼門の前まで行く予定だったのですが、わりとすいている2.5列目ぐらいに位置取りできる場所があったので、この堺町御門付近で行列を待つことにしました。

★(たぶん)京都府警察・平安騎馬隊の人たちです・・・↓
あらかじめこのあたり(堺町御門付近)で待機しているようです・・・
京都府警察・平安騎馬隊
京都府警察・平安騎馬隊

AM10:50きっかり ・・・おおおっ王朝行列がやって来ました!
京都御苑・葵祭

★行列は『本列』と『斎王代列』の、大きくふたつに分かれています、本列は勅使代を中心にした列、斎王代列は女人列といわれ斎王代を中心にした列です。

まずは本列(勅使列)です・・・↓一番先頭は乗尻(のりじり)です。※行列を先導する騎馬隊、左右各3騎。上賀茂の競べ馬の騎手である。古くは六衛府の衛士(えじ)がこれに当たったという。
京都御苑・葵祭
京都御苑・葵祭
京都御苑・葵祭京都御苑・葵祭

よく見ると皆さんフタバアオイの葉を飾っています・・・
※上賀茂・下鴨神社の御神紋であるフタバアオイが祭の飾草。
京都御苑・葵祭 フタバアオイの葉

↓手前の女の人がひいているキャリーカートみたいなのがすごく気になりました・・・
京都御苑・葵祭
中に、100円均一で売っているようなホウキやちりとりみたいなのが入っているように見えたのです・・・これは一体何?なのか・・・平安絵巻らしからぬ現代小道具の出現・・・

京都御苑・葵祭京都御苑・葵祭
京都御苑・葵祭

↓こんな小さな子も約8キロの道のりを歩くのでしょうか・・・ちょっと心配です。
京都御苑・葵祭京都御苑・葵祭
右の人、阪神タイガースみたいな格好をしているなぁと思いました↑

↓結構な割合で、メガネをかけている人がいます・・・
別に問題はないのですが、この日だけでもコンタクトレンズにすれば、もっと平安絵巻っぽく装えるのにと、ちょっとそう思いました・・・
京都御苑・葵祭
京都御苑・葵祭京都御苑・葵祭
京都御苑・葵祭京都御苑・葵祭

ひときわド派手で華やかなのがやってまいりました・・・↓
京都御苑・葵祭 牛車

牛車(ぎっしゃ)です・・・
俗に御所車といわれ、勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾り、牛に引かせる。現在、勅使が乗ることはなく、行列の装飾である。牛童(うしわらわ)、車方、大工職などの車役が、替え牛とともに従う。
京都御苑・葵祭 牛車
京都御苑・葵祭 牛車京都御苑・葵祭 牛車
うしろで押している人は大変そうだなぁ・・・↑

京都御苑・葵祭京都御苑・葵祭
京都御苑・葵祭京都御苑・葵祭

風流傘(ふりゅうがさ)
京都御苑・葵祭 風流傘
京都御苑・葵祭 風流傘

続いては女人列(にょにんれつ)・斎王代列(さいおうだいれつ)です・・・↓
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列

とても華やかで綺麗です・・・↓
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列

葵祭のヒロイン斎王代(さいおうだい)がやって来ました・・・↓
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列

十二単(じゅうにひとえ)に身を包んだ祭りの主役斎王代〔西村和香さん(26)〕です・・・↓ 腰輿(およよ)と呼ばれる輿(こし)に乗っています・・・
京都御苑・葵祭 斎王代 腰輿
京都御苑・葵祭 斎王代(さいおうだい)2016
京都御苑・葵祭 斎王代(さいおうだい)
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列
京都御苑・葵祭 女人列・斎王代列

牛車(ぎっしゃ)がやって来ました!藤の花がとても美しい!華やか!
京都御苑・葵祭 牛車


太鼓に三つ葉葵の紋・・・三つ葉葵 - Wikipedia
京都御苑・葵祭 太鼓 三つ葉葵の紋京都御苑・葵祭 牛車
京都御苑・葵祭 牛車京都御苑・葵祭 牛車
京都御苑・葵祭 堺町御門

↓行列の最後尾をあとから追っかけるようにそれほど距離をとらずに軽トラックと救急車がついて行きます・・・
京都御苑・葵祭 堺町御門
京都御苑・葵祭 救急車
平安時代から急激に現代へ引き戻されたような気持ちになって・・・少しだけテンションが下がりました。(群集もちょっと「え?」みたいな感じになっていました・・・)まあ、しょうがないですけど・・・

AM11:30 すべての行列が京都御苑を出発しました・・・
《行列がやって来て、そして去っていくまでの時間が→ちょうど40分・・・》
見物客がいっせいにロープをまたいでコース内になだれこみます・・・
各自、次の目的地まで赴くままに移動です・・・
京都御苑・葵祭 混雑

こんなにたくさんの見物客がいたのかぁ・・・改めて動き出した人間の数の多さにびっくりしました・・・↓ (外国人観光客も多いなぁ~)
京都御苑・葵祭 混雑

※私は行列のスタート地点である京都御所(建礼門)付近まで行ってみることにしました・・・

↓建礼門まで遠すぎです・・・こんなに長い距離を行列は歩いて来たのかぁ・・・やはり、このメインストリートで直線的に並ぶ行列写真を撮った方が圧倒的に迫力はあっただろうなぁ・・・とそう思いました。
京都御苑・葵祭

有料の観覧席です・・・↓ 1席 2,050円 (全席指定・パンフレット付) ※一応、一番前の席なら2000円以上の価値はありそうだけど、一番うしろの席だとちょっと微妙だなぁ・・・
京都御苑・葵祭 有料の観覧席

葵祭 京都御苑内観覧席設置見取図・・・↓
葵祭 京都御苑内観覧席設置見取図

【京都御苑案内図】 京都御苑 - Wikipedia
京都御苑案内図

PM12:02 建礼門の前・・・途中でトイレに寄ったり、木陰のあるベンチで水分を補給していたらこの時間になりました・・・ 建礼門 - Wikipedia
建礼門

↑建礼門の彫刻・・・「龍」と「仙人と羊」?「仙人と虎」?・・・カッコイイ・・・

堺町御門(さかいまちごもん)・・・この門を抜けて葵祭の行列は下鴨神社へ向かいました。
堺町御門堺町御門

はじめての葵祭でしたが・・・
なんとか無事、華やかな平安絵巻・風雅な王朝行列を観ることができて、とても良かったです・・・
色々、予定外というか行き当たりばったりのことも多かったですが、それも含めて非常に楽しめました・・・
※手を上に伸ばして適当に撮った写真も、けっこう綺麗に撮れていて本当に嬉しかったです。

※この日、沿道には、警察の発表でおよそ8万人(昨年よりも1万5千人多い)が集まったそうです。
(2016年5月15日:写真撮影)
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